人は理不尽な生き物。
いらッとすることはたくさんしてきます。
はあ、なんでそうなるかな?
と思うような想定外のことをする生き物。
そのたびに、イラッとしてるとこちらの身がもたない。
それに、相手もその時はたまたま余裕がなくて、
てんぱってしまってる時かもしれない。
相手の出方に応じて、イラついたり、
怒りのままに言葉を発すると
大抵けんか腰。
そうなっていては、人間関係をガラガラガラと壊してしまう
こともあるから、ほんとによくない。
だから、相手云々というよりも、自分自身で自分の感情をコントロールする力を
身に着けておくことが必要。
イライラするとストレスはたまるし
イライラしてる時は、眉間にしわがよってるかもしれません。
目じりのシワと違って眉間のシワは、笑ってても起こってるようにみえたり、
気難しい性格に思われたり。
お顔はブスになるし、幸せそうには見えない。
感情コントロール法としてオススメなのが呼吸法です。
呼吸じゃなくて、呼吸法です。
呼吸法というのは、意識した呼吸のこと。
ちゃんとおなかを使った複式呼吸のこと。
私たちは、1日2万4千~2万8千回呼吸してるんですが、
多分ほとんどの人が意識することなく呼吸をしていると思います。
だけどこの呼吸に意識を向けるか、向けないかの差はすごく大きいんです。
私たちの体には、意識しないで勝手に調整されている働きはたくさんあります。
バイオリズムが備わっています。
このバイオリズムを保つうえで重要なのが、自律神経という神経。
自律神経とは私たちの意志とは関わりなく、身体機能を健全に保つために働いています。
体温、免疫、食べ物の消化や心臓の動きなどは、
『自律神経』が自動的にバランスを保ってやってくれています。
この自律神経が調節している働きの中で、自分の意志で唯一コントロールができること。
それは、呼吸だけ。
つまり、呼吸を意識することで、自律神経の働きをコントロールできるから様々な効果が得られるのです。
体のすみずみまで酸素を届けられるようになるから、血流がよくなります。
細胞に酸素を届けることができます。
細胞は生きていて、ミトコンドリアが存在するのですが、
細胞にエネルギーを届けられるから、ミトコンドリアが活性化します。
アンチエイジング効果が期待できます。
自律神経のバランスが整うことで、副交感神経が優位になります。
「幸せホルモン」セロトニンが分泌されたり、
脳の前頭葉が活性化して意欲が湧いてきたりするなどの効果が得られます。
さらに、感情をコントロールすることができるようになります。
無駄にイライラしたり、相手にイライラの感情をそのままぶつけてしまうことを抑えることができます。
人間関係を壊さなくてよくなります。
このようの体にも心にもいいのが呼吸法です。
呼吸法をするときは、
鼻から吸って、鼻から吐いてください。
口呼吸はNGです。
吸うときにおなかを膨らませて、吐くときにおなかをへこませるように意識すると深い呼吸ができるようになります。
ちょっとわかりにくいなああと思ったら、仰向けに寝て呼吸をしてみてください。
寝てる時は、胸ではなくおなかが動く複式呼吸になっています。
座ったままでも、立っていても、どこでもできるのが呼吸法です。
感情がコントロールできないな、、、
って時はぜひやってみてくださいね。